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スイス製薬ロンザ、米カプセル大手を買収 6500億円で

【フランクフルト=加藤貴行】スイス製薬大手のロンザは15日、医薬品などに使うカプセル大手の米カプスゲルを買収すると発表した。負債を含めた買収額は55億ドル(約6500億円)。バイオ医薬品の製造受託などに次ぐ成長分野と位置づけ、医薬品や栄養補助食品を効率的に体内に届ける技術を取り込み、製薬や食品大手との取引関係を強化する。

カプスゲルの株式を持つ米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)との間で合意し、すべて現金で支払う。2017年4~6月の買収完了を見込む。買収額には約20億ドルの負債が含まれ、株式価値は約35億ドル。KKRは11年に米ファイザーからカプスゲルを約24億ドルで買収していた。

カプスゲルは医薬品や栄養補助食品、ビタミンなどのカプセルを開発、製造し、世界に13の拠点を持つ。ロンザは医薬品を効率的に患部に届ける「薬物送達システム(ドラッグ・デリバリー・システム=DDS)」の技術を手に入れ、既存事業と補完関係を築く。

15年の両社の売上高を合算すると48億スイスフラン(約5500億円)となり、ロンザ単体の売上高から10億スイスフラン上積みされる。買収から3年で事業で年3千万スイスフラン、税負担の面で年1500万スイスフランの相乗効果を見込む。

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