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北朝鮮、ミサイル発射失敗 中距離「ムスダン」か

【ソウル=小倉健太郎】韓国軍合同参謀本部は15日、北朝鮮が同日午前5時半ごろ、日本海岸でミサイルを発射したが失敗したもようだと明らかにした。韓国軍関係者は米グアムを射程に含む中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられると話した。ムスダンの発射と確認されれば初めてとなる。米韓両軍はさらなるミサイル発射に備えて警戒を強めている。

北朝鮮は国連安全保障理事会決議で弾道ミサイルの発射を禁止されている。国連は3月、北朝鮮が4回目の核実験や事実上の長距離弾道ミサイルの発射を実施したのを受けて新たな制裁決議を採択したばかりだ。相次ぐ挑発に国際社会の反発は必至だ。

北朝鮮では15日は故金日成主席の誕生日を記念した祝日「太陽節」に当たる。5月初旬には36年ぶりとなる朝鮮労働党大会も控えるだけに、ミサイル発射の動きは兵器開発を進めると同時に、国威発揚を狙った面がありそうだ。5回目の核実験もいつでも実施できる状況にあると韓国政府は分析している。

米CNNテレビは12日、偵察衛星情報に基づく米政府当局者の話として、北朝鮮が移動式の弾道ミサイルの発射準備をしていると報道。韓国の聯合ニュースは14日、北朝鮮が東部の元山(ウォンサン)付近で移動式のムスダン1基か2基を発射に向けて展開していると伝えていた。

北朝鮮は射程が最大1万3千キロに達するとされる事実上の長距離弾道ミサイル発射実験を実施済みだ。ただ、射程を短くすればするほど重い弾頭を搭載しやすい。北朝鮮は核弾頭の小型、軽量化技術が発展途上にあるとみられるだけに、長距離ミサイルよりも短距離や中距離の方が先に核兵器として完成する可能性がある。「ムスダン」の射程は約3千キロとされ、日本全域のほかグアムなどにも届く。

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