2019年2月17日(日)

中国、南沙諸島に防空設備 米研究所が分析

2016/12/15 10:39
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【ワシントン=川合智之】米戦略国際問題研究所(CSIS)は13日、中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で埋め立てた人工島7つすべてに、航空機を攻撃する高射砲や、ミサイルを迎撃する「近接防空システム」を配備したとする分析結果を公表した。軍用機が離着陸できる滑走路やレーダー施設の存在は確認されていたが、軍事拠点化が一層進んだことになる。

直近に撮影された衛星写真をもとに分析した。ミスチーフ(中国名・美済)礁やスービ(渚碧)礁、ファイアリクロス(永暑)礁などにある7つの人工島で、六角形の建造物がつながった建物があり、屋上に高射砲などが確認できたという。

同研究所は「南シナ海の軍事衝突に備え、中国政府は人工島防衛に真剣に取り組んでいる」としている。中国は西沙(パラセル)諸島に地対空ミサイルを配備済みで、南沙諸島にも展開する可能性があると指摘した。

トランプ次期米大統領は中国への強硬姿勢を示しており、南シナ海の人工島については「建設していいかどうか了承を求めたのか」と批判している。

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