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席譲る乗客に最大百万円 デルタ、定員超過で補償

【ニューヨーク=共同】米シカゴで離陸前のユナイテッド航空機から男性乗客が引きずり出され大けがをした問題を受け、AP通信は14日、デルタ航空が定員超過となった便で席を譲った乗客に、最大約1万ドル(約110万円)の補償を提供する許可を従業員に出したと報じた。

定員超過として男性を強制的に連れ出したユナイテッド航空やシカゴ当局への批判が強まっている。デルタ航空はこうした騒動を避け、ライバルであるユナイテッド航空との対応の違いをアピールする狙いがありそうだ。

APが入手したデルタ航空の内部文書によると、提示できる補償金の額は従業員の職位によって異なり、空港のゲートに配置された係員は最大800ドルから2千ドルに、管理職の場合は1350ドルから9950ドルにそれぞれ引き上げるという。

米政府の資料などによると、2015、16年にデルタ航空が席を譲った乗客に支払った補償金の平均は1118ドル。ユナイテッド航空は平均565ドルだった。

一方、東部ニューヨーク市や近郊の空港を管轄する警察の幹部は13日、航空便の定員超過などで航空会社から要請があったとしても、乗客を連れ出すための協力には原則応じないと表明した。

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