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トランプ氏、就任式欠席議員を批判 公民権運動の指導者

【ワシントン=鳳山太成】トランプ次期米大統領は14日、公民権運動の指導者で、20日の就任式欠席を表明した民主党のジョン・ルイス下院議員を批判した。同氏はロシアがサイバー攻撃で大統領選に干渉したとして「トランプ氏を正当な大統領とみなさない」と発言。トランプ氏がツイッターで「口で言うだけ(の議員)」と応酬した。

ルイス氏は黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師とともに1960年代の公民権運動を率いた議員。黒人社会の象徴的な人物への批判で、トランプ氏への反発が一段と広がりそうだ。

ルイス氏は13日放映の米NBCテレビのインタビューで「ロシアがトランプ氏を勝たせるために(大統領選に)関与した」と指摘した。約30年間の議員生活で初めて大統領就任式をボイコットすると明らかにした。

これを受けてトランプ氏はツイッターで「ルイス氏は選挙結果への不満を言うより、崩壊した自身の選挙区の改善に力を注ぐべきだ」と語り、「口で言うだけで何の行動も結果も伴わない。残念だ!」と猛烈に批判した。

トランプ氏のツイッターには共和党議員からも撤回を求める声が相次いだ。ロイター通信によると、ルイス氏のほか、少なくとも10人の民主党議員が大統領就任式を欠席する予定だ。

キング牧師の功績をたたえる16日の祝日を控え、全米では多くの行事やデモが予定されている。ワシントンでは14日、黒人ら約2000人がトランプ氏への抗議のため雨の中で街中を行進し、少数派の権利保護などを訴えた。

差別的な言動を繰り返すトランプ氏の大統領就任で、米国社会では白人と非白人の間における人種の分断が一段と広がることへの懸念が強い。

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