欧州司法裁、職場でのスカーフ禁止容認

2017/3/14 23:36
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【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)の欧州司法裁判所は14日、民間企業の雇用主が職場でイスラム教徒のスカーフ着用を禁止することを一部で認める判断を示した。同裁判所の決定はEU域内の各国政府に対して法的な拘束力を持つ。

着用禁止を認める判断を示したのは、ベルギーで働いていたイスラム教徒の女性が会社の規定に反してスカーフをかぶっていたために解雇されたケース。会社が中立的なイメージを保つため、顧客対応する社員らに宗教的、政治的な象徴を身に着けることを禁じるルールを設けることは差別にあたらないとの判断を示した。

一方、会社側が一般的なルールを設けていないのに、スカーフを取るよう顧客に求められたのを拒否したエンジニアを解雇したフランスの事例については、宗教的理由による差別を禁じたEU法に違反する可能性があると指摘した。

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