2017年11月20日(月)

英中銀、数カ月内の利上げを示唆 物価上昇に対応

2017/9/14 23:12
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 【ロンドン=小滝麻理子】英中央銀行イングランド銀行は14日、金融政策委員会で政策金利を過去最低の0・25%で据え置くことを決めたと発表した。同時に発表した議事要旨でインフレ率を適正水準にするために、「金融緩和措置の一部解除が今後数カ月で適切となる公算が大きい」と明記し、利上げに踏み切る可能性を強く示唆した。

 9月の金融政策委員会は、9人の委員のうち7人が据え置きとした。2人の委員は0・25ポイントの引き上げを主張した。

 英国内では欧州連合(EU)離脱決定後に進んだポンド安により物価が急上昇しており、消費者物価指数(CPI)は英中銀の政策目標である2%を大きく上回る状況が続く。10月には3%を超えると見られている。

 英中銀はインフレ圧力が今後も高まる可能性があるとして、過半数の委員が近い将来の利上げの必要性で一致したとした。利上げの「ペースは緩やかで幅は限定的」になるとも説明した。

 議事要旨の内容を受けて、14日の外国為替市場では通貨ポンドが対ドルで上昇。早ければ11月の金融政策委員会で0・25ポイントの利上げに踏み切るとの観測が広がった。

 一方で、英中銀は、EU離脱に伴う不透明感から、企業や個人が投資を控える動きがあると指摘。景気見通しには引き続き「相当のリスクがある」と警告した。

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