豪副首相が二重国籍 ニュージーランドと、憲法で禁止

2017/8/14 18:43
保存
共有
印刷
その他

【シドニー=高橋香織】オーストラリアのジョイス副首相がニュージーランド(NZ)との二重国籍を保持していることが14日明らかになった。豪憲法は二重国籍の人が議員になるのを禁じている。ジョイス氏は父親がNZ生まれで自動的に同国籍を保有したという。NZ政府からの連絡で初めて知ったと説明し、議員資格があるか最高裁に判断を求めるという。

ジョイス氏は、与党・保守連合で自由党と連立を構成する国民党の党首。与党は下院で150議席のうち76議席と、かろうじて過半数を確保する勢力にとどまっている。仮にジョイス氏が辞職すればターンブル政権は厳しい議会運営を迫られる。ターンブル首相は同日、ジョイス氏の辞職は不要との考えを示した。

豪州では先月から議員の二重国籍発覚が相次いでいる。野党の上院議員2人が議員を辞職したほか、資源・北部担当相も閣僚を辞任した。

移民国家の豪州では二重国籍問題が波紋を広げており、憲法を見直すべきだとの議論も浮上している。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]