米、北朝鮮サイバー攻撃に警告 海外インフラ侵入の疑い

2017/6/14 20:47
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【ワシントン=共同】米政府は13日、北朝鮮のハッカー集団が米国や世界のメディアや金融機関、重要インフラにサイバー攻撃を仕掛けているとして警報を発令した。「北朝鮮政府による悪意のあるサイバー活動」だとして同国政府を名指しで非難した。北朝鮮は近年、サイバー攻撃能力を強化しており、米政府は懸念を強めている。

国土安全保障省と連邦捜査局(FBI)が出した警報によると、米政府は集団を「ヒドゥン・コブラ(隠れたコブラ)」と呼称。「ラザルス」や「平和の守護神」とも呼ばれ、2009年以降、さまざまなシステムに不正侵入して情報を盗み出したり、データを破壊したりしている。

ラザルスや平和の守護神は、北朝鮮指導者の暗殺計画を描いた映画を公開したソニー米子会社に対する14年のハッキングに関わったとされる。今年5月に世界で約30万件の被害を出した大規模サイバー攻撃も、ラザルスが関与した可能性が高いとみられている。

大量のデータを送信してサーバーに過大な負荷をかけ、サイトを閲覧できなくするDDoS(ディードス)や、マルウエア(悪意あるソフト)を送りつけるのが手口。

同省は、ウイルス対策が行き届かない古いバージョンのソフトウエアが攻撃されやすいとして、対策を呼び掛けている。

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