米中主導で途上国譲歩 COP20、温暖化ガス目標づくり
[有料会員限定]
【リマ=川合智之】ペルーの首都リマで開かれていた第20回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP20)が薄氷を踏む展開で14日、合意に達した。米国と中国が温暖化対策で足並みをそろえ、一部の途上国の歩み寄りを引き出したためだ。ほぼ1年後にパリで開くCOP21に向け「すべての国が参加する」枠組みづくりが動き出す。改めて問われるのは各国の対策の実効性だ。
会期を2日間延長して現地時間14日未明(日本時...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り755文字