レゴ、購入目的問わず 中国反体制芸術家への販売拒否に批判

2016/1/14 10:25
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【フランクフルト=加藤貴行】凹凸のついたブロックで知られる玩具世界大手のレゴグループ(デンマーク)が、大量に製品を買う顧客に購入目的を問わない方針を表明した。中国の反体制芸術家に対する販売を拒み、批判を呼んだため。過去にも販売を拒否したケースはあったが、中国に絡むデリケートな問題で対応の変更を迫られた。

問題は2015年10月、反体制芸術家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏が展示目的でレゴに大量の注文をした際、レゴに目的を尋ねられたうえに販売を断られたと明らかにして表面化した。欧米メディアやインターネットではレゴが検閲をしたと批判が広がり、中国事業に絡み中国政府に配慮したとの声もあった。

こうした状況を受けてレゴは12日、大量販売のガイドライン見直しを発表。艾氏の件に言及しなかったが、従来手法が「誤解を招いたり、矛盾しているととられたりした」として、購入する理由を尋ねないことにした。販売拒否も撤回する見通しだ。

レゴは代わりに、購入者がレゴブロックを使い公共の場で展示する場合、同社が支援・是認していないことを明らかにするよう求めるという。

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