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GM、航続383キロのEV 普及価格帯で最長

GMが発売する新型電気自動車「シボレー・ボルトEV」

【ニューヨーク=中西豊紀】米ゼネラル・モーターズ(GM)は13日、年末発売予定の新型電気自動車(EV)「シボレー・ボルトEV」のフル充電時の走行可能距離が238マイル(約383キロメートル)に達したと発表した。米テスラモーターズが2017年の発売を計画する「モデル3」の約345キロメートルを上回り、普及価格帯のEVでは航続距離が最長となる。

ボルトは5ドアの小型車で価格は3万7500ドル(約383万円)以下を想定している。EV購入補助金の7500ドルを差し引くと、消費者の実際の負担額は3万ドルを下回るもよう。EVとしては一般向けとされる割安な価格帯で、テスラのモデル3も補助金活用前の価格を3万5千ドルに設定している。

EVはガソリン車より航続距離が短いことが普及の壁とされ、各社とも電池の低コスト化と高容量化に向けた研究開発に力を入れている。GMは韓国LG化学製の高容量電池を使い、航続距離を伸ばすことに成功した。

GMのアラン・ベイティ北米責任者は同日、「ボルトはEV市場を変えることになる」とコメントし、EVで先行するテスラや日産自動車を上回る販売に自信を見せた。

米国のEV市場は全体の数%程度とされるが、2025年に向け燃費規制が厳しくなるため、開発は不可欠だ。日産も現在約172キロメートルの航続距離を伸ばす方向。独フォルクスワーゲン(VW)もEV投入を検討中で競争が激しくなっている。

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