ブラジル中銀、政策金利1%引き下げ

2017/4/13 12:22
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 【サンパウロ=外山尚之】ブラジル中央銀行は12日開いた通貨政策委員会で、政策金利である基準金利を1%引き下げて年11.25%にすると決めた。利下げ幅を前回会合から0.25ポイント拡大した。利下げは5会合連続。物価上昇が沈静化してきたことから景気刺激策に軸足を移す。年内に8.5%まで引き下げることも示唆した。

 2月の前回会合に続き9人の政策委員が全員一致で決めた。13日から適用する。過去2回は0.75%の引き下げだった。1%の下げ幅は金融危機以降は初めて。中銀が2016年10月に4年ぶりの利下げを実施してから3%の引き下げとなり、金利水準は過去2年で最も低くなった。

 ブラジル中銀は声明で「インフレ率は好ましい水準を維持している」と言及。3月の消費者物価指数(IPCA)は前年同月比4.57%の上昇と、上昇率は2月から0.19ポイント低下した。長引く景気低迷で小売店が値上げを控え、食料品などのインフレが鈍化している。声明では「17年の予想インフレ率は4.1%程度。このシナリオに沿えば17年末に政策金利が8.5%に達するだろう」とし、引き続き金融緩和を続ける方針を示した。

 ブラジルは15~16年に2年連続のマイナス成長だった。中銀の金融緩和策の効果もあり、足元の消費はわずかながら上向きつつある。政府は17年の成長率を0.5%とプラスに戻ると予測している。

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