2019年2月22日(金)

台湾総統府、仲裁判決「受け入れられず」

2016/7/13 1:07
保存
共有
印刷
その他

【台北=伊原健作】台湾の総統府は12日、南シナ海を巡る国際仲裁の判決について「受け入れられず、(台湾に対し)法的な拘束力も持たない」とするコメントを発表した。判決は南沙(英語名スプラトリー)諸島には法的に排他的経済水域(EEZ)を設けられる「島」はないと認定。これに伴い、台湾当局が実効支配する太平島は「島」とみなされなくなるため、総統府は「我々の関係海域の権利を大きく損なう」と強く反発した。

また総統府は13日に海軍のフリゲート艦1隻を太平島の周辺海域に派遣すると明かした。もともとは後日、定期的な巡回に向け出発する予定だったが、判決を受け日程を前倒しするという。

台湾はもともと仲裁の当事者ではなく、総統府は仲裁の過程で「正式に招待されたり、意見を述べる機会がなかったりした」ことについても反発している。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報