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トランプ氏、オバマケア修正も示唆 米紙インタビュー

【ニューヨーク=大塚節雄】米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏が廃止を公約していたオバマ政権の医療保険制度改革法(オバマケア)について、一部の内容を引き継ぐ方針を示したことが明らかになった。新政権で導入する予定の制度に組み込む。現行法の修正で対応する可能性も示唆した。オバマケア廃止は選挙戦で訴えてきた看板政策の一つだが、現行制度も活用する現実路線への修正をにじませた。

トランプ氏は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに応じ、同紙電子版が11日に報じた。

オバマケアは、オバマ政権が国民皆保険を目指して導入した政治的な遺産。トランプ氏は保険料の高騰を招いたとして廃止を唱え、より市場原理を採り入れた制度に切り替えると主張していた。インタビューでも、現行制度は「使えない」と話した。

その一方で、オバマ大統領との10日の会談でオバマ氏から廃止を再考するよう求められたと説明。それを受け、少なくとも(1)保険会社が患者の既往症を理由に保険加入を拒否することを禁じる(2)子どもが成人しても一定年数は親の保険に加入し続けられる――という2点は「非常に好ましい」と話し、新たな制度でも受け継ぐ姿勢を示した。

そのうえで「オバマケアは修正されるか、廃止されて(新制度に)代わるかだ」と述べ、必ずしも廃止にこだわらない姿勢をにじませた。

このほかの優先課題について、トランプ氏はインタビューで「銀行が再び融資に積極的になる」ような金融制度改革や、不法移民や薬物などを食い止める国境対策の強化を挙げた。選挙後に全米各地に広がった抗議活動には「お互いが愛し合える国になってほしい」と懸念を示し、収束には「雇用の創出」が最善の策だという認識を示した。

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