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ボスニア追悼式典で一部対立

【スレブレニツァ=共同】旧ユーゴスラビア解体に伴うボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1992~95年)時に、ボスニア東部スレブレニツァでセルビア人勢力がイスラム教徒ら約8千人を虐殺した事件から20年を迎え、現地の記念墓地で11日、犠牲者の追悼式典が開かれた。

今年は計約20万人の死者を出した同紛争終結から20年にも当たる。式典には数万人が参列し、クリントン元米大統領のほか、セルビアのブチッチ首相が墓地の碑の前で献花。一部のイスラム教徒がブチッチ氏らセルビア代表団に襲いかかり、対立の根深さを見せつけた。

AP通信は首相報道官の話として、群衆の投げた石が首相に当たり、眼鏡が割れたと伝えた。

事件は95年7月に発生、第2次大戦後の欧州で最悪の虐殺となった。今年はDNA鑑定で新たに身元が判明した136人が埋葬され、墓地に眠る犠牲者は計約6380人になった。

ボスニアは92年、旧ユーゴ連邦からの独立決定を機に、セルビア人勢力とイスラム教徒、クロアチア人勢力が争う内戦に突入。セルビア人武装勢力は95年7月11日にスレブレニツァを制圧。近郊ポトチャリにいた避難民のうち、未成年を含む男性を殺害した。

ただ、ボスニアのセルビア系住民やセルビアは事件を虐殺とは認めておらず、英国が国連安全保障理事会に提出した虐殺の非難決議案に反発。決議案は今月8日、セルビア系住民を支援する常任理事国ロシアの拒否権行使で否決された。

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