2018年11月17日(土)

英首相にメイ氏、26年ぶり女性 レッドソム氏撤退

2016/7/11 23:04 (2016/7/12 1:34更新)
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【ロンドン=小滝麻理子】英国のテリーザ・メイ内相(59)がキャメロン首相の後任になることが11日決まった。13日に後継の首相に就任し、英国で故サッチャー氏以来26年ぶりに女性首相が誕生する。次期首相を選ぶ英保守党の党首選で11日、メイ氏と争っていたレッドソム・エネルギー担当閣外相(53)が選挙戦からの撤退を発表し、党首選は終わった。

英保守党党首選のキャンペーンで自らへの支持を呼びかけるメイ内相(11日)=ロイター

英保守党党首選のキャンペーンで自らへの支持を呼びかけるメイ内相(11日)=ロイター

キャメロン氏は11日の記者会見で、自身が13日に辞任し、同日夜までにメイ氏が新首相に就くと明らかにした。キャメロン氏は「メイ氏を全力で支える」と語った。英国ではエリザベス女王が首相を任命する。

英国では6月23日に実施した国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決まり、キャメロン氏が辞意を表明。保守党の党首からも退くことになり、党首選を進めていた。メイ氏は国民投票の際にはEU残留を訴えた。

保守党党首選は議員投票で残った1位のメイ氏と、2位のレッドソム氏の一騎打ちとなっていた。ベテランのメイ氏に対し、レッドソム氏の政治経験の浅さを懸念する声が噴出。金融業界での経歴の誇張疑惑や相次ぐ失言などが響き、急速に同氏に対する批判が高まっていた。

レッドソム氏は11日、「英国は大変な時期にあり、可能な限り早く新首相を選ぶことが国益だ」と述べ、撤退の意向を表明した。そのうえで「メイ氏は強く、安定した政府を主導することができる」と話し、メイ氏の首相就任を支持した。

メイ氏は新首相に就任後、新たな政権づくりに着手する。EUからの離脱交渉に向け、万全の体制を整備する方針だ。

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