韓国メディア「対立の早期収束を」 朴大統領罷免

2017/3/11 11:20
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【ソウル=加藤宏一】韓国の憲法裁判所が朴槿恵(パク・クネ)氏を大統領から罷免したことを巡り、韓国の主要メディアは11日、罷免の賛否を巡って生じた対立の早期収束を訴えた。5月に予定される大統領選の候補者には「不通(コミュニケーション不足)」と批判された朴氏の政治スタイルを教訓にすべきだとの主張も出た。

朝鮮日報は「分裂・対立を止め、国を考えるべきだ」と題した社説で「弾劾の賛否の両勢力が(宣告を前に)徐々に大きくなり、分断は(1945年の植民地時代の)解放直後の状況が思い出されるほどだ」と指摘。「極端な葛藤と分裂を治癒すべきだ」と訴えた。

中央日報は憲法裁の決定によって「大統領を失ったが、法治と民主主義を守った。葛藤を癒やして新しい出発とすべきだ」と指摘。朴氏の政治スタイルが「破局を招いた」とし、大統領選の候補者に「コミュニケーションは甘言を退け、苦言を求める努力から出発するものだ」とし、幅広い意見を聞くよう求めた。

一方でリベラル系のハンギョレは今回の憲法裁の決定について「国家権力を私物化して国の根本を揺るがした罪に対する因果応報だ」とした。

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