2019年2月23日(土)

スペイン・カタルーニャ州、新首相を承認 「独立」推進

2016/1/12 0:55
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【パリ=共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州議会は10日、ジローナ市長のカルレス・プチデモン氏(53)が州首相に就任することを賛成多数で承認した。自治州の分離独立を争点とした昨年9月の州議会(135議席)選挙後、独立派内の対立から3カ月以上、空席が続いていた。

プチデモン氏は州議会で「カタルーニャ独立に向けたプロセスを進める」と演説した。同氏は地方紙記者などを経て2011年、人口約10万のジローナ市の市長に就任した。

州首相を約5年間務めたアルトゥル・マス氏(59)は独立賛成派の選挙連合を率いて州議選で62議席を占め、続投に意欲を示したが、選挙戦で「首相退陣」を唱え10議席を獲得した極左系との連立交渉が決裂。再選挙の可能性が高まったが、9日にマス氏が続投断念を発表したことで、極左系は新首相支持に回った。

州議会は昨年11月、分離独立手続きを開始する決議を採択したが、スペイン中央政府は激しく反発。憲法裁判所は翌12月、決議を違憲、無効とする判決を言い渡した。「反資本主義」などを掲げる極左系との連携が長続きする保証もなく、新首相の「独立」路線は曲折が予想される。

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