ロシア、抗日行事参加呼びかけ 上海協力機構各国に

2015/7/10付
保存
共有
印刷
その他

【ウファ=共同】ロシアのプーチン大統領は10日、同国中部ウファで開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議で、9月に中国が北京で開催する抗日戦争勝利記念行事に「共同で参加する」と述べ、SCO加盟各国に出席を呼び掛けた。

プーチン氏はロシアが5月に主催した対ドイツ戦勝70周年記念式典にSCOの全首脳が参加したと謝意を表明。「世界を破滅の縁に追いやった悲劇を繰り返さないため、できる限りのことを行う」と強調し、中国の習近平国家主席の招待に応え「日本軍国主義の打倒70年の記念行事にわれわれは共同で参加する」と語った。

習氏も「日本の軍国主義による侵略に抵抗した中国を支援した国や人々に心から感謝する」と表明した。首脳らは第2次大戦の戦勝70年に関する声明もまとめ「日本軍国主義に抵抗し、おびただしい犠牲を払った中国人民の勇気と成果を高く評価する」とした。

新興5カ国(BRICS)による「新開発銀行」を通じた経済連携も討議。過激派組織「イスラム国」が「地域の安全を脅かしている」(カザフスタン)との認識の下、対テロ協力決議や国境管理協力に関する声明も発表した。

ロシアはSCO準加盟国イランの正式加盟も歓迎する姿勢。ただ核問題の解決と国連の対イラン制裁解除が前提となる。

次回の首脳会議は来年9月にウズベキスタンで開く。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]