台湾総統、元米高官と面会 トランプ政権と人脈構築か

2017/1/10 18:48
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【ワシントン=共同】台湾の蔡英文総統が中米歴訪の経由地として立ち寄った米南部テキサス州ヒューストンで7日、トランプ次期政権で高官就任の観測が強まっている元国務副次官補のランドール・シュライバー氏と面会していたことが9日、分かった。米台関係筋が明らかにした。次期政権との人脈づくりが狙いとみられ、中国が米台接近を一段と警戒しそうだ。

蔡氏はヒューストン滞在中、テキサス州選出のクルーズ上院議員ら共和党有力者と相次いで接触した。

親台湾派のシュライバー氏は、上海コミュニケなど「一つの中国」原則をうたった米中間の「三つの共同コミュニケ」を見直す必要性を唱えたことがある。

シュライバー氏は国防総省で中国部長などを歴任し、ブッシュ前政権で東アジア太平洋担当の国務副次官補を務めた。現在はアーミテージ元国務副長官が主宰するコンサルティング会社のパートナーで、アジアの安全保障問題を研究する「プロジェクト2049」の会長も務める。

蔡氏とシュライバー氏のやりとりは明らかではないが、昼食を取りながら話をしたという。

また、トランプ氏の政権移行チームの一員で、蔡氏とトランプ氏が昨年12月に行った電話会談の立役者とされるエドウィン・フュルナー氏は9日、蔡氏と7日に電話したと明らかにした。フュルナー氏は蔡氏と旧知の間柄で「個人的な立場で話をした」と強調した。

中米歴訪中の蔡氏は13日にエルサルバドルから米サンフランシスコに移動、14日に帰途に就く予定。

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