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第2回討論、クリントン氏優勢か 米メディア評価

【ニューヨーク=大塚節雄】9日の米大統領候補による第2回テレビ討論会を受け、米メディアの間では民主党のヒラリー・クリントン氏(68)が優勢だったとする評価が出ている。過去の女性蔑視発言が発覚し、共和党のドナルド・トランプ氏(70)が余裕を失っていたとの論評も目立った。もっとも、クリントン氏も決め手に欠け、圧倒的な優劣はつかなかったとの指摘もある。

CNNテレビが討論会直後に視聴者を対象に実施した世論調査によると、クリントン氏が勝利したとする回答が57%とトランプ氏の34%を上回った。ただ「クリントン勝利」の回答は前回の討論会直後の62%(トランプ氏は27%)から低下した。今回のトランプ氏について「期待よりも良かった」とする回答も多く、クリントン氏の圧倒的な勝利とも言いにくい状況だ。

トランプ氏の女性蔑視発言に焦点が当たり、中傷合戦の色彩が強かったことに冷ややかな受け止めも多い。有力紙ワシントン・ポスト(電子版)は「大統領選は日曜日の夜に暗転した」と表現。女性蔑視発言のスキャンダルで余裕を失ったトランプ氏が、クリントン氏に対する攻撃を繰り返したと論評した。

有力紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は両陣営の討論会での課題について、トランプ氏は「共和党幹部らの支持撤回を止めること」、クリントン氏は「新たな流れに乗じること」だったと指摘。そのうえで「どちらも目的は達成したようにもみえる」と分析し、圧倒的な優劣はつかなかったと示唆した。

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