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米特許取得 IBM最多 24年連続、日本勢はキヤノン3位

【ニューヨーク=稲井創一】米IBMは9日、2016年に取得した米国特許数が8088件となり、年間で過去最高を更新したと発表した。米国で24年連続のトップ。人工知能(AI)関連の特許が1000件を超え全体をけん引した。日本勢ではキヤノンが3位に入ったが、前年6位の東芝は13位に下げるなどランクを落とした企業が目立った。

「8000件を初めて超えた記録的な特許を取得した従業員を誇りに思う」。9日の発表文でIBMのバージニア・ロメッティ最高経営責任者(CEO)はこうコメントした。特許取得数は前年より10%増えた。人工知能(AI)関連の特許が1100超と大きく伸びた。

コンピューターが、問いに対する答えの候補からより効率的に正確な解を見つける仕組みの構築などAIの基礎に関する特許のほか、医療分野のAIが映像から心臓の質量を測定する技術など用途面での特許取得も進んだ。

ベスト50位以内の企業の特許数のうち、米国勢が占めた比率は41%と2位の日本勢の28%を大きく引き離した。3位は15%の韓国勢だった。

米国勢ではアマゾン・テクノロジーが14位と前年の26位から大きく順位を上げた。老舗のIBM、IT(情報技術)トレンドをけん引するグーグルやアップルなどIT企業の「老・壮・青」がそろって高水準の特許を獲得した。

一方、日本勢は10位以内にキヤノンとソニーが入ったが、両社の特許取得数は前年より11%減った。東芝が取得数で25%減と大幅に減らしたほか、トヨタ自動車(20位)10%減、パナソニック(23位)5%減、ホンダ(36位)10%減など日本の主力企業は軒並み前年水準を下回った。

韓国勢はサムスン電子とLG電子が特許取得数をそれぞれ8%伸ばした。26位のSKハイニックスや31位の現代自動車も大きく順位を上げ、日本勢と明暗を分けた。

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