米大統領「北朝鮮の核保有認めず」 日韓首脳と連携

2016/9/10 12:40
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【ワシントン=川合智之】オバマ米大統領は9日、北朝鮮の核実験について「地域の安全保障と世界の平和・安定に深刻な脅威であり、最も強い言葉で非難する」との声明を出した。「北朝鮮が核保有国となることを認めない」と強調した。カーター米国防長官は「(核実験は)中国の責任だ」と北朝鮮に核開発をやめさせる責任があると中国に呼びかけた。

オバマ氏は安倍晋三首相、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領とそれぞれ電話で協議し、国際社会と協調して「新たな制裁を含めた重大な追加措置に取り組む」ことで両首脳と合意した。

オバマ氏は、日韓首脳に「地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備を含め、地域の同盟国の防衛に向けた必要な措置をとる」と改めて確約したと表明した。

米国防総省のデービス報道部長は、北朝鮮の核兵器の小型化能力は「確認していない」としたうえで「習得困難な能力ではない」と述べ、小型化を前提に対処する方針を表明した。来年に配備予定のTHAADについては「緊急に必要があれば比較的迅速に配備可能だ」と述べ、早期配備には韓国側と協議する必要があるとした。

ケリー米国務長官は9日、北朝鮮への対応について岸田文雄外相、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と電話で協議した。カーター米国防長官も同日、韓国の韓民求(ハン・ミング)国防相と電話で協議した。カーター氏は「核実験は国際社会全体への直接的な挑戦だ」と語り「韓国など同盟国の防衛への揺るぎない関与」を再確認した。

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