英キャメロン首相、核兵器更新「議会決議を18日に」

2016/7/9 22:29
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【ロンドン=小滝麻理子】キャメロン首相は9日、英国唯一の核戦力である潜水艦発射型戦略核ミサイル「トライデント」の更新を求める議会決議を今月18日に行うと表明した。キャメロン氏は核戦力の保持は「英国だけでなく、同盟国や世界にとって重大な抑止力だ」と述べ、更新の重要性を強調した。

北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の開かれたワルシャワで記者団に語った。BBCが報じた。キャメロン政権はもともと議会決議を年内に行う方針だった。欧州連合(EU)離脱を決めた国民投票結果を受けて、キャメロン氏は9月に辞任する予定。キャメロン氏は「トライデントの更新問題を後継者に残すべきではない」と前倒しの理由を語った。

核兵器の保持に関して英世論は割れている。最大野党労働党のコービン党首は核兵器廃絶の立場だが、国民投票の結果を受けて党は分裂状態にあり、キャメロン氏は議会決議を行う好機と判断したもようだ。

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