2019年1月23日(水)

フィリピン大統領選がスタート 各候補の支持率拮抗

2016/2/9 19:43
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【マニラ=佐竹実】5月9日投開票のフィリピン大統領選挙の選挙活動が9日、始まった。候補者は今後3カ月間、遊説などの活動を本格化させる。最大の争点はアキノ大統領が実現した高い経済成長を維持できるかどうかだ。南シナ海の領有権を巡る米中との関係など外交政策にも注目が集まる。各候補の支持率はおおむね拮抗しており、接戦が予想される。

支持率でリードする女性上院議員のグレース・ポー氏(47)は9日の演説で、人気映画俳優夫妻の養子であることに触れ「両親の名にかけて、全ての人の職業や教育のために闘う」と述べた。米国暮らしが長い同氏は国内の居住期間が規定に足りないとして一度立候補資格を失っており、最高裁が今も審議している。

選挙管理委員会は南部ミンダナオ島ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏(70)の出馬を認めた。同氏は「暗殺団」を用いて治安を改善させたとされる人物で、テレビでも過激な発言を繰り返している。

調査会社パルスアジアの1月の世論調査ではポー氏が30%で首位。副大統領のジェジョマル・ビナイ氏(73)が23%で続く。アキノ大統領が後継指名したマヌエル・ロハス前内務・自治相(58)は20%で、ドゥテルテ市長と同率にとどまる。

比憲法は大統領の再選を禁じており、アキノ大統領は立候補できない。

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