2019年6月25日(火)

インド、高額2紙幣の使用禁止 不正マネー対策で

2016/11/9 1:20
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【ニューデリー=黒沼勇史】インドのモディ首相は8日夜、9日から同国で最も高額の紙幣である1000ルピー(約1580円)札と2番目に高い500ルピー札の使用を禁じると発表した。11月10日から12月30日に銀行か郵便局の口座に預け入れない限り「無価値の紙くずになる」と表明した。犯罪などに絡んだ闇資金対策に踏み切った格好だが、現金決済も依然として多いインド経済は今後、大きく混乱する可能性がある。

インドでは主に1000ルピー、500ルピー、100ルピー、50ルピー、20ルピー、10ルピー、5ルピーの7種類の紙幣と、10ルピー以下のコインが流通する。現金のみを所有し、納税しない人々による地下経済は国内総生産(GDP)の50%に及ぶとされ、低所得者だけでなく、富裕層らによる税逃れにも現金決済が使われている。モディ首相は今後、そうした富裕層らに現金の銀行口座への入金を迫り、隠し資産をあぶり出す狙いだ。

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