「リビア、政治解決急ぐ必要」 チュニジア襲撃で仏声明

2016/3/8 20:50
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【カイロ=共同】リビアとの国境に近いチュニジア南部ベンガルデンで計53人が死亡した軍や警察の施設襲撃について、フランス外務省は7日、声明を発表、「テロリストはリビアからチュニジアへ来た」と非難し「リビアの政治的解決を急ぐ必要がある」と強調した。

国家分裂状態のリビアを拠点とする過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員による越境攻撃とみられ、IS拡大を脅威とみなす欧米諸国が政治危機解決に向けて圧力を強めそうだ。

リビアでは、対立するリベラル勢力とイスラム勢力が昨年12月、国連の仲介により統一政府の樹立で合意したが、暫定議会が閣僚名簿を承認しておらず、統一政府はできていない。

混乱に乗じたISが勢力を拡大。米国やイタリア、フランスなどは統一政府と協力して武力行使を含むIS対策を強化すると伝えられているが、足踏み状態だ。

チュニジア政府は今年2月までに、リビアとの国境のうち、約250キロに過激派対策として土の壁を建設。今月7日に米国やドイツの専門家がビデオ監視システムを導入する予定だったという。

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