2019年1月20日(日)

英総選挙、保守党が単独過半数 財務相と外相留任

2015/5/9付
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【ロンドン=小滝麻理子】英国の総選挙は7日に投開票が行われた。議会下院(定数650)では8日午後(日本時間夜)に開票が終了した。英国放送協会(BBC)などによると、キャメロン首相率いる与党・保守党は単独過半数の331議席を獲得した。事前の世論調査に反して、最大野党労働党に大差で勝利した。キャメロン政権の2期目の続投が決まった。保守党の単独政権になる見通し。

キャメロン首相は早速組閣に着手し、オズボーン財務相、ハモンド外相の留任が決まった。BBCによると、保守党は改選前議席から28議席増と大きく躍進。一方、労働党は24議席減の232議席、保守党の連立相手の自由民主党は48議席減の8議席となっている。

有権者は現政権が緊縮財政や外資の呼び込みなどで金融危機から経済を立て直した点を高く評価したもよう。キャメロン首相は同日昼、首相官邸前で会見し「英国を一つにし、さらに強くする」と述べ勝利宣言をした。2010年の前回選挙では、保守党と自民党による英国で戦後初の連立政権が発足したが、今回は保守党単独での政権樹立に強い意欲を示した。

政権続投への期待感から、外国為替市場では英ポンドが主要通貨に対して大幅高となった。

一方、労働党のミリバンド党首は「残念な夜となった」と敗北を認め、同日、辞任を表明した。

今回の選挙では地域政党・スコットランド民族党(SNP)も大幅に議席を拡大。スコットランド選挙区で集中的に得票し、現在の6議席から56議席へと大幅に増やした。欧州連合(EU)離脱を主張する英国独立党(UKIP)は伸び悩み、1議席にとどまった。

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