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「この件は手放して」FBI前長官証言全容

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【米州総局】米上院情報特別委員会が7日公表したコミー前連邦捜査局(FBI)長官の公聴会書面証言は次のとおり。

バー委員長、ワーナー副委員長、委員の皆様ありがとうございます。本日、皆様の関心があると私が理解する話題について、トランプ大統領と私が交わしたやり取りについて記述、証言するよう求められ参りました。すべての詳細は含みませんが、思い出し得る限り当委員会と関連性がある情報を含めたつもりです。

1月6日。トランプタワーでのブリーフィング

最初にトランプ次期大統領(当時)に会ったのは1月6日、ニューヨーク市内のトランプタワーの会議室だった。他の情報機関幹部と、ロシアの大統領選干渉の試みについて、調査内容を報告する目的だった。説明後、2人きりで残り、捜査中に集めた個人情報に深く関わる内容を報告した。

わいせつな内容で真偽の確認がとれていなかったが、様々な理由から、次期大統領に伝えることが重要だと考えた。我々はメディアが内容を近く報道すると知っており、知っていながら隠すべきではないとの立場だ。

2人きりで話したのは、私が現職を続けることになっていたほか、内容がFBIが責任を持つ防諜(ぼうちょう)活動に関わっていたからだ。次期大統領が感じるかもしれない恥を最小限にとどめる意図もあった。

FBIの防諜活動は、一般に知られている犯罪捜査とは異なる。防諜活動の目的は、敵意を持つ他国が米国に影響を与えたり、秘密を盗んだりするのに使う技術や方法に理解を深めることだ。

防諜活動は、FBIが故意にまたは知らずに他国のエージェントとなっているとにらんだ個人を焦点に進める。ある米国人が他国にリクルートされた、もしくは他国のために活動しているとFBIが信じるに至った場合、その米国人について「捜査を開始」し、国外勢力とのつながりを絶つべく法的権限を使う。

1月6日の会合に先立ち、私はFBI幹部と、次期大統領が防諜活動の捜査対象になっていないと保証すべきか話し合った。実際、捜査対象にはなっていなかった。我々は、正当な理由があれば、保証すべきだと一致した。トランプタワーでの2人きりの会合で、次期大統領から直接は質問されなかったが、私はそのことを保証した。

私は会話を記録すべきだと判断した。会合が終わり...

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