日産、中国で新型ピックアップトラック量産開始 規制緩和受け

2017/5/8 23:03
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【鄭州(中国河南省)=多部田俊輔】日産自動車の中国合弁会社、鄭州日産汽車は8日、新型のピックアップトラック「ナバラ」の生産を開始した。中国のピックアップトラック市場は2016年から一部の都市で規制が緩和されたため、6年ぶりに2ケタ増となった。中国の独自ブランド大手や米系メーカーも力を入れており、販売競争が激しくなりそうだ。

河南省鄭州市の日産の中国合弁、鄭州日産汽車の第2工場の完成式典で話す日産自動車のカルロス・ゴーン社長(2010年9月)

鄭州日産は中国のピックアップトラック市場で1割強の3位のシェアを持つ。7速AT(自動変速機)の搭載で走行性能を高めたナバラの投入により、1位の長城汽車と2位で米フォード・モーターが出資する江鈴汽車を追う。ナバラは6月に発売する予定で、価格や販売目標は明らかにしていない。

16年の中国でのピックアップトラックの新車販売台数は前年比11%増の35万台となり、3年ぶりに増加に転じた。中国政府はトラックの都市中心部の走行を環境面などの理由で制限してきたが、16年2月に河北、遼寧、河南、雲南省で乗用車並みの排ガス規制をクリアしたピックアップトラックの走行を一部認めた。

その後、規制緩和は重慶市や湖北省にも広がった。鄭州日産の内藤賢司副社長は「当面は2ケタの成長が見込めるため、メーカーの販売競争が激しくなる」と語った。

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