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米上院、ゴーサッチ氏を最高裁判事に承認 共和が強行採決

【ワシントン=川合智之】米上院は7日の本会議で、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名した保守派判事ニール・ゴーサッチ氏を54対45の賛成多数で承認した。ゴーサッチ氏は昨年2月に死去した保守派判事スカリア氏の後任で、有色人種の優遇制度や同性婚、女性の妊娠中絶の権利保護などには批判的とみられる。指名には野党・民主党が強く反発していたが、与党・共和党が強行採決した。

民主党から3人が造反して賛成票を投じ、共和党の1人が欠席した。上院で52議席を占める共和党は、民主党の議事妨害を打ち切るために60議席の賛成が必要としていた議会規則を単純過半数(51議席)に6日変更し、採決に踏み切った。

これまでは多数党による強行採決は不適切だとして、単純過半数への規則変更は「核オプション」と呼ぶ禁じ手とされてきた。今後、別の最高裁判事指名でも多数派による強行承認が予想され、党派対立が深刻化しそうだ。

最高裁判事の定員は9人。任期は終身で、個別の政策や社会問題に強い影響力を持つことから、任期が最大8年の大統領よりも重要な人事とされている。

最高裁判事はスカリア氏の死去後、共和党政権が指名した保守派(中道1人含む)が4人、民主党政権が指名したリベラル派が4人と拮抗していたが、ゴーサッチ氏の承認で再び保守5人、リベラル4人とスカリア氏の死去前のバランスに戻る。

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