食料価格指数4年連続低下 15年FAO調べ、6年ぶり低水準

2016/1/8 9:33
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【ジュネーブ=原克彦】国連食糧農業機関(FAO)が7日発表した2015年の食料価格指数(02~04年=100)は164.1と前年より18.7%下がり、4年連続で低下した。中国を中心に需要が弱含み、09年以来6年ぶりの低い水準になった。ドル高の進行も国際価格を押し下げる要因になっている。

品目別では乳製品が同28.5%低下ともっとも大きく下げたほか、砂糖と油脂類はそれぞれ約2割、穀物と肉類はいずれも約15%低下した。FAOの食料価格指数はドル建てで算出するため、生産国の通貨がドルに対して弱くなると、下げ幅が拡大する傾向がある。

ただ、食料価格指数は月ごとにみると下げ止まりの兆しがある。FAOが同時に発表した15年12月の指数は食料全体で154.1と前月比1.0%の低下にとどまった。引き続き需要は弱いものの、降雨量が多かったブラジルで生産量が落ち込むとの見方などから、砂糖や油脂類は上昇傾向にある。

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