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中国外相「加害者責任忘れるな」 戦後70年でけん制
記念行事、安倍首相の招待排除せず

2015/3/8 13:21
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全人代が開かれている北京で記者会見する中国の王毅外相(8日)=共同

全人代が開かれている北京で記者会見する中国の王毅外相(8日)=共同

【北京=島田学】中国の王毅外相は8日、北京で開催中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に合わせて記者会見し、今年が戦後70年に当たることについて「加害者が責任を忘れなければ、被害者の受けた傷も癒える可能性がある」と強調した。日中関係は昨年の首脳会談を受けて最悪期を脱したが、今年は戦後70年の節目だけに歴史認識問題を巡るけん制は続きそうだ。

王外相は、安倍晋三首相が今夏に公表する戦後70年談話を念頭に「70年前に敗戦した日本が、70年後に再び良識を失ってはいけない」と指摘。過去への反省を盛り込んだ村山談話などを適切に継承するよう呼びかけた。「歴史の負担を背負い続けるか、過去をバッサリ断ち切るかは、最終的には日本自身の選択だ」とも語った。

中国政府は9月ごろに北京で、抗日戦争勝利70周年を祝う記念行事や軍事パレードを開く。安倍首相を一連の行事に招待するかを問われ「誰であろうと誠意をもって来る人は歓迎する」と述べ、招待する可能性を否定しなかった。

記念行事には、ロシアのプーチン大統領や朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領らを招待する見通し。朴大統領とは歴史問題で対日共闘を呼びかけ、韓国と日米との関係にくさびを打ちたい考えだ。

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