2019年6月26日(水)

コーヒー世界2位の親会社が3位買収 首位ネスレに肉薄

2015/12/8 9:28
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【ジュネーブ=原克彦】コーヒー世界2位のヤコブ・ダウ・エグバーツ(オランダ)を傘下に持つ投資ファンドのJABホールディング(ルクセンブルク)は7日、同3位の米キューリグ・グリーン・マウンテンを139億ドル(約1兆7千億円)で買収すると発表した。JAB系2社の世界シェアは合計で約20%にのぼり、22%を持つ最大手ネスレ(スイス)に迫る規模になる。

JABは他の投資家らも参画する投資グループをまとめ、キューリグの株式を前営業日の終値より78%高い1株92ドルで買い付ける。買収手続きは2016年3月までに終える予定。キューリグの筆頭株主である米コカ・コーラも買収への賛同を表明した。

JABは13年に世界3位だったオランダのコーヒー会社を買収し、後に2位だった米モンデリーズ・インターナショナルのコーヒー事業との統合を実現した。キューリグはカプセル式コーヒーが主力。即席コーヒーから高級コーヒー「ネスプレッソ」へと事業領域を広げたネスレに対抗する狙いが鮮明だ。

英ユーロモニター・インターナショナルによると14年の世界シェアはネスレが22%で、ヤコブ・ダウの前身2社の合計が16%。続くキューリグは4%だった。

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