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ロシア、クルド勢力との協力示唆 トルコを揺さぶり

【イスタンブール=佐野彰洋】ロシアがシリア北部で台頭する少数民族、クルド人系武装勢力を後押しする姿勢を見せている。同勢力が勢いを増せば対立するトルコの苦境が深まりかねない。トルコによるロシア軍機撃墜を受け、揺さぶりをかける狙いがありそうだ。

クルド人組織、民主連合党(PYD)傘下の民兵ら=共同

「クルド人勢力は米軍の特殊部隊と一緒に国境閉鎖に携わることができる」。セルビアの首都ベオグラードで2日、ロシアのラブロフ外相は米国とクルド勢力が連携することに理解を示した。

米国はトルコがテロ組織とみなすクルド人勢力、民主連合党(PYD)を支援している。PYDは勢いを増し、過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点を相次ぎ制圧、支配地域を広げた。PYDがさらに伸長すればイラク北部からシリア西北部に及ぶクルド人自治区が出現しかねない。

ロシア軍機撃墜事件後、トルコは首脳会談を申し入れるなど関係改善を探ったが、ロシアは拒否している。クルド勢力への理解も示すことで、トルコへの圧力を高める思惑がうかがえる。

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