米韓、北朝鮮の「水爆」に懐疑的 爆発規模小さく

2016/1/8 0:52
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【ソウル=加藤宏一】北朝鮮が「水爆実験に成功した」という主張について、懐疑的な見方が広がっている。韓国の韓民求(ハン・ミング)国防相は7日、「我々の現在の情報判断の結果として、北朝鮮の核実験が水爆の可能性は低い」と表明した。アーネスト米大統領報道官も6日、「北朝鮮の主張は我々の初期分析とは合致しない」と述べた。

北朝鮮の今回の核実験の爆発規模はTNT火薬換算で約6キロトンだが、韓氏は「規模が一般的な水爆とはかけ離れている」と指摘。「世界の核保有国の中には水爆の開発に6~7年、あるいは24年かかった国もある。我々はそういう側面から北朝鮮の技術水準を評価している」と述べ、北朝鮮に水爆実験を成功させる技術力は無いと示唆した。

今回の核実験は水爆ではなく、核融合反応を部分的に使い、威力を高めたブースト型核分裂弾だったとの見方もある。だが、国防省の当局者は7日、「(ブースト型の)爆発規模はもっと大きいので、成功していないと判断している」と述べた。

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