中国の新環境相「青空、取り戻せる」 全人代で会見

2015/3/7付
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記者会見する陳吉寧環境保護相(7日、北京)=写真 柏原敬樹

記者会見する陳吉寧環境保護相(7日、北京)=写真 柏原敬樹

【北京=森安健】2月末に就任した中国の新しい環境保護相の陳吉寧氏(51)は7日、全国人民代表大会(全人代)で記者会見し「青い空は取り戻せる」と強調した。アジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催に合わせ北京周辺の工場を停止し「APECブルー」と呼ばれる青空を実現したことを引き合いに「天任せではなく、排出量を大幅に下げなければならない」と語った。

2月末にインターネットの動画サイトで公開され、1日で1億回以上視聴された大気汚染の告発ドキュメンタリー映画「穹頂之下」については触れなかった。政府批判が強まるのを恐れ、当局が中国メディアに質問を禁じたとの見方もある。

陳氏は、安い賃金を求めて工場進出が相次ぐ内陸の中西部について「(沿海部の)東部地区で発生した問題が中西部でも起きることを回避しなければならない」と語り、工場進出時に環境水準を厳しく監視すると表明した。

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