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ドイツ銀行、共同CEO2人が辞任 訴訟など相次ぐ

【エルマウ=赤川省吾】欧州の金融大手ドイツ銀行は7日、共同最高経営責任者(CEO)のユルゲン・フィッチェン氏とアンシュー・ジェイン氏の2人が辞任すると発表した。ドイツ銀行を巡っては顧客との訴訟合戦や組織ぐるみの脱税疑惑といったスキャンダルが相次ぎ、企業イメージが著しく低下していた。4月には個人顧客向けのサービスを縮小する経営合理化策をまとめており、これを機に経営陣を刷新する。

2人が実際に退く時期は異なる。収益の柱のひとつである投資銀行業務を率いていたジェイン氏は6月末、ドイツの政界や大企業とのパイプ役を担ってきたフィッチェン氏は2016年だ。

ジェイン氏の後任のCEOにはスイスの金融大手UBSで最高財務責任者(CFO)を務めた経験があるジョン・クライアン氏(54)が就く。フィッチェン氏の後任はなく、同氏が辞めた後はクライアン氏が1人でCEOを務める体制になる。

ドイツ銀行の業績は悪いとはいえない。だが、巨額の訴訟費用が毎年のように計上され、株主からの批判にさらされてきた。経営陣を支持するかどうかを巡って社内も割れていた。こうした状況を受けて経営トップの交代を決めたようだ。

4月の経営合理化策には子会社のポストバンク(郵貯)を売却することも盛り込んだ。採算性が低い小口サービスを実質的に切り捨て、企業や富裕層に焦点を絞るという方針は撤回しない。新しい経営陣のもとで一段の合理化に取り組む構えだ。

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