比大統領、オバマ氏への発言「後悔」 会談再調整

2016/9/6 13:56
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【ビエンチャン=佐竹実】フィリピンのアンダナール広報担当相は6日午前11時(日本時間午後1時)頃、同日予定されていた米比首脳会談が急きょ中止となったことを受け、声明を発表した。声明は「ドゥテルテ大統領は発言が混乱を招いたことを後悔している。オバマ大統領に強い尊敬と友好の念を表明する」とした上で、「米国との同盟の価値を高め続け、再会談に向けて調整したい」との考えを示した。

うつむきながら、シンガポールとの首脳会議のため会場入りするフィリピンのドゥテルテ大統領

うつむきながら、シンガポールとの首脳会議のため会場入りするフィリピンのドゥテルテ大統領

ドゥテルテ大統領はその直後、同日開幕する東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議の会場に入ったが、終始無言だった。

米国との関係がこじれれば、南シナ海の安全保障を巡る現状が崩れかねない。ドゥテルテ大統領は声明で米国との同盟関係の重要性を確認し「オバマ大統領がG20の場で、中国に対して国際法を守るよう強調したことに感謝する」とも述べた。

米国とフィリピンは6日に首脳会談を開く予定だった。だが、フィリピンでの麻薬捜査に絡む容疑者殺害を米国が懸念していることについて、ドゥテルテ氏は5日、「(オバマ氏は)我々に敬意を持たなくてはならない。質問や疑問を投げつけるな。冗談はやめろ」と記者団に述べたほか、下品な言葉を使って侮辱し、直前で中止となった。

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