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米ワッツアップ、利用者メッセージを完全暗号化 対話アプリ

【シリコンバレー=小川義也】米対話アプリ最大手、ワッツアップは5日、利用者がやり取りするメッセージを完全に暗号化すると発表した。送り手と受け手以外はワッツアップでも解読できなくなる。世界で10億人超の利用者を抱える同社の動きは、過度の暗号化に罰金を科そうとする米議会を刺激し、新たな火種になる可能性もある。

同社は米フェイスブックの傘下にある。暗号化の対象は、メッセージのほかに写真、動画、添付ファイル、ボイスメッセージ、グループチャット、音声通話も含む。

米国ではテロ事件の容疑者が持っていたスマートフォンのロック解除を求める米連邦捜査局(FBI)と、個人情報の保護を理由に拒否する米アップルが対立した。FBIは最終的にアップルの助けを借りずにロック解除に成功した。このため法廷闘争はひとまず収束したが、アップルを擁護したIT業界と米政府の関係は冷え込んだ。

ウクライナ出身のヤン・コーム最高経営責任者(CEO)はブログで、旧ソ連の共産党体制下で人々が自由に発言することができなかったことが、16歳で米国に移住してきた理由の一つだったと説明した。司法当局の役割に理解を示したうえで「人々の私的な通信内容をサイバー犯罪者やハッカー、ならず者国家から守ることは、我々が最も大事にしている信条の一つだ」と理解を求めた。

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