2019年2月18日(月)

FIFA汚職、南米でも捜査広がる ブラジルなど

2015/6/6付
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【サンパウロ=宮本英威】国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件を巡り、南米の捜査機関が疑惑解明に乗り出した。ベネズエラではサッカー連盟に捜索が入り、ブラジルでは連盟元会長が捜査の対象となった。各国の連盟幹部に辞任を求める声も出ており、11日に開幕する南米選手権(コパ・アメリカ)を目前に動揺が広がっている。

ベネズエラ検察は5日、首都カラカスの同国サッカー連盟を家宅捜索したと発表した。スイス当局に逮捕されたエスキベル会長の銀行口座を凍結し、保有資産売却も禁じた。アルゼンチンでは贈賄容疑でブエノスアイレスのイベント会社役員が捜査対象になっている。

ブラジルではテイシェイラ元連盟会長が資金洗浄などの疑いで捜査される。会長在任中の2009~12年、4億6千万レアル(約180億円)超の資金を無申告の外国口座に振り込んだ疑いがある。

ルセフ大統領は「すべてについて捜査することが重要」と述べ、同国で開催した14年のワールドカップ(W杯)も調査が必要との認識を示す。地元有力紙エスタド・ジ・サンパウロは4日、ブラジル大会についてもスポンサー活動を巡って米国の司法当局が捜査を進めるとの見方を伝えた。

元代表のロナウド氏は逮捕されたマリン前会長とデルネロ会長が「親密な関係にあった。辞任すべきだ」と指摘した。同じく元代表のロマーリオ上院議員は「サッカー界を浄化する」と徹底究明を呼びかける考えだ。

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