/

米政権、エボラ熱対策に7000億円 議会に追加経費要求

【ワシントン=川合智之】オバマ米政権は5日、西アフリカで感染が広がるエボラ出血熱対策で、61億8千万ドル(約7100億円)の追加経費を認めるよう議会に要求した。共和党がエボラ熱対策の遅れを批判していることを受け、米国の感染拡大防止やワクチン開発などに投じる予算を拡大する。

追加経費のうち即時対応策に46億4千万ドルを投じ、残りの15億4千万ドルで感染が急拡大した際に備えて基金を創設する。

即時対応策として、米疾病対策センター(CDC)は18億3千万ドルで、米国内のエボラ熱治療施設への支援や空港での検疫、感染防護装備の備蓄を強化する。国際開発局は西アフリカでの医療支援や物資供与に19億8千万ドルを充てる。

このほかに、国防総省や食品医薬品局(FDA)が新薬・ワクチン開発を支援する。米国立衛生研究所は新薬やワクチンの安全性、有効性を評価する臨床試験(治験)を迅速化する。

米軍は病院建設などで最大4千人の米兵をリベリアなどに派遣する計画。医療や物流体制が未整備な西アフリカで感染拡大を抑え、現地での感染封じ込めに万全を期す。

オバマ米大統領は4日の米中間選挙の民主党大敗を受け、5日の記者会見で共和党とエボラ熱対策などで政策協議を進める考えを示した。共和党はオバマ氏のエボラ熱対応では米国内での感染防止に不十分として、西アフリカからの渡航者の隔離や査証(ビザ)発給停止などを求めている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン