米副大統領、入国禁止の大統領令維持へ「あらゆる法的手段」

2017/2/6 9:56
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=平野麻理子】ペンス米副大統領は5日、米連邦地裁がイスラム圏7カ国からの入国を一時禁止する大統領令の一時差し止めを命じたことについて「間違った決定だ」と批判した。5日放映の米FOXテレビのインタビューに応じたペンス氏は「この大統領令を維持するため、あらゆる法的手段を使う」と述べ、司法と徹底抗戦する考えを示した。

テロ対策の観点から、イランやイラクなどイスラム圏7カ国からの入国を90日間禁じた大統領令について、西部ワシントン州のシアトル連邦地裁は3日、即時停止を命じる仮処分の決定を下した。トランプ政権はこの決定を不服として、高等裁判所にあたる連邦控訴裁判所に上訴したが、控訴裁は5日朝までにこの訴えを退けた。

控訴裁は政権側とワシントン州に6日午後までに追加の意見書の提出を求め、早ければ同日にも改めて判断する見通し。ペンス氏は「誰が米国に入国できるのかという問題は、大統領が決めることだ」と大統領令の正当性をアピールした。

トランプ大統領は5日夕、ツイッターで「国土安全保障省に対し、入国してくる人々を注意深くチェックするよう命じた。裁判所は仕事を大変にしている!」「私たちの国をこのような危機にさらす判事がただただ信じられない。何かが起これば彼と裁判所のシステムを責めるべきだ」などと主張した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]