2019年8月23日(金)

本田所属のACミラン、タイの投資家が48%出資へ

2015/6/6付
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【ジュネーブ=原克彦】イタリアの投資会社フィニンベストは5日、同国サッカー1部リーグ(セリエA)のACミランの株式48%をタイの投資家ビー・テチャウボン氏に売却すると発表した。アジアでファンを増やすのが狙いだ。イタリアのメディアによると、売却額は4億8千万ユーロ(約672億円)にのぼる。

ここ数年はアジアの富豪がスペインのバレンシアCFやイタリアのインテル・ミラノなどを買収している。ACミランは中国の企業グループも買収に動いたとされ、欧州サッカーのアジアでの需要の強さを示している。

フィニンベストの発表によると、今後8週間にわたり契約を確定するための独占交渉を続ける。フィニンベストを通じてチームを所有するイタリアのベルルスコーニ元首相は、当面はACミランの会長にとどまる。イタリアの一部メディアは元首相がいずれ残りの株式も売却するとの見方を伝えている。

サッカー日本代表の本田圭佑選手が所属するACミランは過去に欧州チャンピオンズリーグを7回制覇した強豪だが、最近は成績不振で負債が膨らんでいた。テチャウボン氏の協力を得てアジアで人気を伸ばし、経営と戦力の強化を図る。

アジアの富豪らが欧州のチームを買収するのは、アジアでもサッカーの人気が広がりつつあるのを受け、所有する放送局や航空会社の収益拡大につなげる狙いがある。

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