2019年2月22日(金)

FIFA、アイルランド協会に500万ドル支払い
誤審巡る提訴回避で

2015/6/5付
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【パリ=原克彦】国際サッカー連盟(FIFA)は4日、2010年ワールドカップ(W杯)の予選で起きた誤審を巡り、アイルランドからの提訴を回避するために同国サッカー協会に500万ドル(約6億2200万円)を払ったことを明らかにした。AP通信などが報じた。米司法省がFIFA幹部らを起訴する汚職事件が起きた直後だけに、不透明な資金利用が非難されそうだ。

アイルランドは09年に欧州予選でフランスと2度対決。うち1試合で審判が仏選手のハンドを見過ごす誤審があり、フランスが直後に得点してアイルランドの敗退が決まった。アイルランド協会は再試合などを求めた。

FIFAの声明によると、10年1月に同協会がFIFAから競技場整備のために500万ドルを受け取り、申し立てを取り下げることで合意した。資金は同国が14年W杯に出場した暁に返済される予定だったが、実現しなかったため減損処理したという。

英国放送協会(BBC)などによると資金のやりとりについては、アイルランド協会の幹部がラジオ番組で暴露し、FIFAが事実関係を認めた。アイルランド側は再試合などの要請が受け入れられなければ、提訴も辞さないとFIFAに伝えていたという。

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