2019年2月22日(金)

中国化工のシンジェンタ買収、欧米当局が承認

2017/4/6 0:31
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【フランクフルト=深尾幸生】農薬世界最大手のシンジェンタ(スイス)は5日、中国国有化学大手の中国化工集団(ケムチャイナ)による買収について、米国と欧州連合(EU)の当局の承認を得たと発表した。両社は4~6月に完了するとした2月時点の見解は変えていないが、中国企業による430億ドル(約4兆8千億円)の巨額買収は大詰めを迎えた。

EUの欧州委員会は承認の条件として、中国化工が欧州での殺虫剤事業と生育抑制剤事業を手放すことを提案したと発表した。米連邦取引委員会(FTC)は4日に両社に対して米国での複数の農薬事業を売却するよう求めると発表していた。

シンジェンタの買収をめぐっては中国国有企業による買収を危ぶむ声も根強かった。欧州委員会が16年10月にEU競争法(独占禁止法)に基づく本格調査に入るなど、当初両社が予定していた年内の買収完了はずれこんでいた。

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