2019年1月19日(土)

米SEC委員長にクレイトン氏 投資銀業界の大物弁護士

2017/1/5 1:02
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【ニューヨーク=山下晃】トランプ次期米大統領は4日、米証券取引委員会(SEC)の次期委員長に弁護士のジェイ・クレイトン氏を指名すると発表した。同氏は企業のM&A(合併・買収)や上場など投資銀行業務を得意とする大物弁護士で、トランプ氏が主張する金融規制の一部見直しに向けかじ取りを担う。

クレイトン氏は世界的に著名な企業法務法律事務所のサリバン・アンド・クロムウェルのパートナー弁護士。英バークレイズ・キャピタルによる、破綻した米リーマン・ブラザーズの米国事業の買収や中国の電子商取引(EC)最大手、アリババ集団の米市場への上場案件を手がけた。金融業界では著名な存在で、金融危機後に相次いだ当局からの訴訟に対して金融機関側の弁護士として和解交渉で実績を上げた。

米金融大手ゴールドマン・サックスの出身者を相次ぎ政権入りさせるなど、トランプ氏は実務経験を重視して閣僚を指名している。金融業界に対する知見が深いクレイトン氏の指名はこうした流れとも一致する。

クレイトン氏はオバマ政権下で金融業界を巡る規制の厳格化に尽力してきたホワイト委員長の後を継ぐ。トランプ氏や共和党は中小金融機関を中心とした金融規制の緩和を掲げている。現場を熟知した立場から金融規制の手綱を握る。

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