2019年5月26日(日)

ルワンダ大統領、3選確実

2017/8/4 21:01
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【ナイロビ=共同】アフリカ中部ルワンダで4日、大統領選が行われた。現地からの報道では、ポール・カガメ大統領(59)の3選が確実となっている。順調な経済成長と治安維持の実績を背景に、有権者の支持を固めた。ただ、野党への弾圧など強権的な手法に対し、国際社会から批判の声も上がっている。

大統領選は、多数派フツ人の襲撃で少数派のツチ人ら約80万人が犠牲になった1994年の大虐殺から3回目。カガメ氏のほかに野党党首ら2人が出馬した。地元メディアによると、有権者は約680万人。今月中旬までに最終結果が確定する見通し。

2015年の国民投票結果に基づいて憲法が改正され、カガメ氏は3選が可能になった。改正憲法下で3期目以降もさらに2期務めることが認められ、最長で2034年まで大統領の座にとどまることができる。

94年の大虐殺後、ツチ人のカガメ氏はルワンダ愛国戦線(RPF)を率いて全土を掌握。2000年の大統領就任後は、民族融和や経済再建を推し進めた。外国企業の投資が相次ぎ、経済成長率はおおむね5%以上と高水準を維持。大虐殺からの復興は「アフリカの奇跡」と称される。

一方で野党の弾圧を繰り返しており、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は7月、国民に恐怖心を植え付け、政府への抵抗を抑え込むため、窃盗など軽微な容疑で少なくとも37人が裁判にかけられず処刑されたと発表した。

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