米、国連人口基金への拠出停止

2017/4/4 18:56
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【ワシントン=共同】トランプ米政権は3日、世界150カ国以上で子どもの健康や人口問題に取り組む国連人口基金(UNFPA)への資金拠出を停止することを決めた。ロイター通信が伝えた。トランプ政権が国連機関への資金拠出停止を決めたのは初めてという。

停止の理由は、基金が強制的な中絶や不妊を支持しているため、としている。国連への最大の資金拠出国である米国が今後、一層の削減を進めるのではないかとの懸念が強まりそうだ。

UNFPAは声明で「米国の決定は残念だ。これまで米国の支援のおかげで何万人もの母親が危機から救われた」と強調した。さらに「UNFPAの全ての活動は、個人やカップルが自分たちで決断できるよう人権の向上を促進するもので、米国の主張には反論する」としている。

トランプ大統領は1月、海外で人工妊娠中絶に関する支援を行う団体への資金援助を停止する大統領令に署名するなど、中絶への反対姿勢を鮮明にしており、今回の決定とも関連があるとみられる。

2018会計年度(17年10月~18年9月)の予算編成方針でも、外交や開発援助の予算を3割削減する方針を打ち出している。

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